ありがとう!惜別251系
2020年4月22日大宮から長野へとうとう旅立った列車が。1990年から約30年間走り続けた251系です。
▲251系 新子安にて
うp主は祖父の家が静岡方にあるため帰省の時にかなりの回数熱海↔横浜間で利用した愛着のある列車でした。
そんな列車が引退すると言うことで急遽冬休みに乗り納めを行ってきました。(計画を立てたのは行く3日前)
最後なのでフル区間で普通車乗車か、近距離でのグリーン車乗車のどちらにするか非常になやみましたが、おはようライナー26号でしか乗ったことがなかった近距離グリーン車の誘惑が勝ちました。という事で乗車区間は熱海→下田となった。今回は三島から東海道線に乗車します。
▲211+313の編成でした。※別日撮影
熱海に到着後スーパービュー踊り子1号(以後SVO)の到着までホームで待機します。1番線にSVOの後続にあたる普通列車が入線してきました。
▲車両はリゾート21の金目列車
一昔前はこの車両は青色で「アルファリゾートドルフィン号」とう言う愛称で親しまれていました。なぜリゾート21の3次車はドルフィンといい、金目といい魚類系の愛称が多いのでしょうか?
▲リゾート21のドルフィン号※撮影日不明
そして待ちに待ったこの時が。SVOがゆっくり入線してきました!
▲5637Mにリゾート21が入れば熱海で並んだ
乗車時にアテンダントさんにグリーン指定券を見せ、いざ車内へ。どうでもいい話ですが、このタイプの検札を某夜行快速にも乗車できる扉を限定して導入出来れば車掌と隠れんぼしている人たちも減るのでは無いかと思ったりしてました。
SVOは熱海を定刻で出発し、東海道線から伊東線に入って行きます。この伊東線はJRの中でも少し珍しい路線です。何故かと言うと、ほとんどの普通列車の運行をJRの車両で行っていません。伊豆急行の8000系や2100系での運行がほとんどです!JRの車両での運行は、東海道線から直通してくる231系や233系などです。しかし、東海道線からの直通列車の本数はとても少ないです。数えてみたら1日5本でした笑。でも、伊東での乗り換えも面倒なため、直通運転してくれるのはとても有難いです。(うp主は東海道線の付属編成も伊東線と伊豆急行線の運用に混ぜても良いのでは無いかと思っている。例えば高崎発伊豆急下田行き熱海で切り離しなど)
※下手くそですみません。
こんな感じでしょうか?笑
話を戻します。熱海を出てからすぐにアテンダントさんがおしぼりとウェルカムドリンクの注文を受けに来てくれました。おしぼりはSVOのロゴ付きの専用品。乗車記念にもいいかもしれません。
しかし、このサービスが引退時まで現役だったのには驚きました。さすがリゾート特急としか言えません。全国にも普通のグリーン車でドリンクサービスはほとんど見かけません。丁度ドリンクを飲んでいる時の外の景色がとても良く、初めから優雅な旅になりそうです。さすが海沿いの路線!
▲伊豆多賀付近
ドリンクも飲み終わり、グリーン車利用客の特権であるサロン室へ向かいます。
▲サロン室の入口
ここにはカウンターがあり、そこでアテンダントさんに軽食等を注文できます。サロン室で食べても良し、自分の席で食べても良しです。とか、言っても令和2年時点では軽食はパン類程度しかありませんでしたが。昔はカレーや、黒蜜かけアイスもあったようでその時代に乗ってみたかったとすごい悔やみます。
▲サロン室の中。あなたならどこの席に座りますか?うp主なら絶対奥の1人席に座ります笑
本などで見たまんまでした。(当たり前です笑)昔からSVOのサロン室を利用するのが小さな夢だったので1つ夢が叶いました。
ここで座席紹介です。グリーン車の座席は2+1列の配置でJR東日本の在来線特急で唯一レッグレストが付いています。しかしこのレッグレストは収納式のため角度の調節が出来ないです。その点はサフィール踊り子のシートは良くなっていると思います。それでも、クッションも柔らかく、座り心地も最高でした。また、インアームテーブルは折り畳み式で背面に設置されているタイプのテーブルにもサイズで劣りません。
宇佐美駅通過時には185系200番台使用の、伊東発踊り子2号とすれ違いました。昔185系使用の普通伊東行きがあった時代にはその折り返しが伊東発の踊り子でしたが、185系の普通列車廃止後も伊東発の踊り子が健在だったのには驚きました。
▲185系200番台OM04編成
伊豆高原に到着し、対向列車とのすれ違いで少々停止します。その間にホームに出て251系を撮影します。
▲SVOのロゴ
100系の走行している所を見てみたかったです。
▲伊豆高原駅の引き込み線にいる
そして対向列車がやって来ました。やって来たのは…
251系(SVO2号)でした!前打ちもグリーン車に乗っていなければ見られない特権です。それにしてもSVOの離合シーンも1度撮ってみたかったです。
伊豆高原を出て伊豆北川駅に入る直前にこのように開けたところから大室山も見ることができます。
▲左端に写っているのが大室山
そしてSVOでの旅もファイナル。とうとう下田に到着しました。
約30年間お疲れ様でした。(当時は引退まで残り約3ヶ月あったが)これでうp主がSVOにお世話になるのは最後。なんだかとても寂しいです。
下田に到着後はMoBS黒船ミュージアムに寄り帰路は14時40分発の普通列車に乗ります。ホームに着くと踊り子 号とリゾート21使用の普通列車が待機していました。
▲留置線には251-RE1編成も
先に先行の踊り子(200番台)が出ていきました。
▲影と架線柱が…
途中どこかの駅でマリンエクスプレス踊り子とすれ違いました。地味にこいつも2020春に運用を消しています笑。
▲脅威のA特急料金を払わせる列車
というわけでSVOの乗り収めに行ってきましたが、マリンエクスプレスも運用を消し、185系も257-2000の増備が完了し次第、伊豆から姿を消すでしょう。2020年は伊豆特急の大改革の年です笑。今まで見慣れていた車両の引退は寂しいですが、それは宿命であるので仕方がありません。なので185系も引退までの今後の活躍に期待です!
最後まで閲覧いただきありがとうございます。