ういういダイアリー@鉄道ver.

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ノロッコ号満喫!夏の富良野旅

前回の続きの記事です。


昨夜は札幌駅での撮影が鉄分まみれだったので、うp主は大満足。しかし今回の旅行はこれで終わりではありません。

今回は特急フラノラベンダーEXPに乗車します。1往復のみの運行日だったため、車両はノースレインボーEXPでした。

今日の予定です。

札幌907-(ラベンダーEXP)-富良野1107

富良野1220-(ふらのびえい)-美馬牛1302

美馬牛1318-(ノロッコ3号)-上富良野1330

フラワーランドかみふらのにてメロン食べ放題

上富良野1536-(ノロッコ5号)ラベンダー畑1544

ファーム富田に行くだけ行く

ラベンダー畑1642-(ノロッコ6号)-旭川1746

旭川1800-(ライラック40号)-札幌1925

です。今回は「ふらの・びえいフリーきっぷ」を使い、旅をします。この切符の値段は6500円です。札幌↔富良野エリアまでの往復の自由席特急券と運賃、富良野エリアで4日間有効のフリー切符がセットになったお得な乗車券です。確か、札幌↔旭川間の往復の特急券と乗車券が約9500円ですので、旭川に行くのを目的で使っても余裕で元がとれます。

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▲切符は往路と復路+フリーきっぷの2枚で出てきました。

ホームに到着したのは列車発車の30分前。事前に自由席でもそこまで混雑しないとの情報を入手していたため、ゆっくりホームに向かいました。列車の編成は前から指定席、自由席、自由席+ラウンジ、自由席、指定席となっています。

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JR北海道さんは多少赤字でも特急に3両も自由席を作ってくれて本当にありがたいです。どこかのA特急料金を払わせた結果、K成に乗客を取られてほぼ空気輸送の空港特急とは大違いです。

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ふらのラベンダーEXPの入線は8時56分で車内に入れるのはすぐの8時57分でした。うp主はせっかくなので北海道でラストの1台になる予定のダブルデッカー車(キサハ182-5201)に乗車します。自由席のため席を確保したら、とりあえず、1階のラウンジに行ってみます。ラウンジと言えば、寝台特急のように沢山の人が集っていて賑やかはイメージがありますが、フラノラベンダーEXPはと言うと...

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シーン...。

誰もいない。はっきり言って拍子抜けしました。スーパービュー踊り子のサロン室でさえ、人がいなくなる事が珍しいくらいだったのに。ラウンジの空き具合からして、この列車の乗客数が少ない事が身に染みました。

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ダブルデッカー車の窓の高さはノースレインボーEXPの他の号車と同じくらいでしょうか。しかし、天井の高さは全く違いました。通路の天井は普通の高さなのですが、座席真上は天井が低くなっていて身長170cmの人が立つと頭が余裕で付いてしまいました。

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▲キサハ182-5201の車内

岩見沢駅に到着した時、駅から見える位置にDE15が留置されていて、きっと昨夜見た工臨の引率機でしょう。チキの最終的な行き先が気になります。

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▲昨夜、工臨に入っていた釜

滝川駅に到着し、ここから根室本線に入って行きます。根室本線の滝川-新得間は優等列車が走っていません。そのため終点は富良野ですが優越感や、特別感を覚えます。根室本線の途中停車駅は芦別のみです。

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▲先頭から見える景色

富良野に到着するまで、まだ1時間あるので車内探索に出かけます。やはり、入線30分前から並んでも余裕で自由席に座れる特急。ガラガラとまではいきませんが、途中から乗っても、普通に着席できるくらいには空いてましたハイデッカー車は、ダブルデッカー車とは違って、天井が高く天井にも窓があり、とても開放感がありました。

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▲キサハ182-5201以外の車両の天井

ここでアナウンスが。シートポケットにあるアンケートに答えて富良野駅で提出すると記念品が貰えるとか。何が貰えるかは分ならなかったですが、一応答えておきました。

そんなこんなで富良野駅に無事到着しました。初めてのJR北海道ジョイフルトレインの乗車でした。小さい頃の夢が1つ叶いました笑。富良野駅に到着後フラノラベンダーEXPは留置線に入るため一旦駅から引き上げて行きました。

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軽食の購入もあるため、富良野駅から出る事にします。ちなみに先程のアンケートの景品はJR北海道の車両の絵柄のポストカードでした。

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軽食の購入はこちらのFURANO BAKERYさんにて。

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何を食べたか忘れましたが、とても美味しかったです笑。

さて、購入後は駅に戻り次の移動まで待機します。次に乗車するのは「ふらのびえい」です。この列車の入線前に「ノロッコ」がやってくるため、入場券を買って駅構内に入ります。

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ノロッコ号到着の数分後にふらのびえいも入線してきました。

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ノロッコを見送り、富良野びえいの車内へ。前方の車両の展望席は折り返し乗車勢に取られていて諦めました。幸いにも後方は空いていたためそちらに席を取ります。

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いやーこの景色を独り占めとはとても贅沢な。この列車写真を見ても分かりますが、キハ183系を使用しているため、車内も鉄オタで溢れているかと思いましたが、案の定ガラガラでした。多分JR北海道の中で追加料金無しに特急型車両に乗れるのは夏季限定の「ふらのびえい」だけでないでしょうか。(+100円で手稲↔札幌間のライナーには乗れますが)

美馬牛に到着後、対向列車とのすれ違いのため少々停車します。しかしうp主はここで対向列車に乗り換えるため下車します。そして、来たのは...先程富良野で見送ったノロッコです。

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ノロッコは全国でも少ししか走っていないトロッコ列車です。座席もトロッコにありがちな木100%使用の座席です。

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そのためとてつもなく尻が痛い。こりゃ長距離移動には向きませんね(笑)。幸いにも下車するのは次の上富良野駅。都会ほど駅間は近く無いですが、すぐ着いてしまいました。

ここからタクシーでフラワーランドかみふらのへ向かいメロンの食べ放題をします。大人1人2200円と値段は高いかもしれませんが、内容を見たら、「え、やっっす!?」と思います。ここの食べ放題では、メロンだけでなく、メロン100%のジュースや、メロンのソフトクリーム、とうきびも食べることができます。しかし、最初に用意されたメロンは必ず食べきる必要があるため、無理はしすぎないように。(確か、1人8切れがマスト。また8切れで1玉らしい)

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▲3人で食べたので最初に24個用意されていた。


ここでお腹も満腹になったので再び駅に戻ります。次はせっかく富良野に来たのでファーム富田にも寄ってみます。まぁ寄ると言っても本当に少しで40分程度です。

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▲ファーム富田のお花畑

とうとう富良野を後にする時間がやって来ました。帰りは「ノロッコ6号」で旭川へ向かいます。

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車内に入るとだるまストーブが。夏季でも上の網でスルメは焼けないのでしょうか?

旭川に到着後、春休みに北海道に来た時にサロベツの乗り継ぎでもお世話になったライラックに今回もお世話になります。

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無事定刻で札幌駅に到着。前回北海道に来た時は人身事故で2時間30分遅れに遭遇した日もあったので予定通りの旅が出来て良かったです。キハ183系ジョイフルトレインが廃車ラッシュを迎える中、ノースレインボーEXPはいつまで活躍してくれるのでしょうか。今後の活躍に期待です。


閲覧ありがとうございました。