オホーツクのグリーン車で流氷の街網走へ
北海道に来て3日目になりました。今日はこの旅の中で1番贅沢な日になる予定です。題名にある通り
します。学生の分際で何しとるんじゃΣ\(゚Д゚;)
ってのは置いといて、今日の予定です。
札幌 656発-(オホーツク1号)- 網走 1218着
網走港 1330-(砕氷船 オーロラ3号)- 網走港 約1430
網走 1510-(釧網本線)- 南斜里 1606
南斜里 1624-(釧網本線)- 網走1717
網走 1725-(オホーツク4号)- 札幌 2253
前回に比べれば帰宅時間は遅いものの、かなりシンプルな予定になりました。
札幌駅のホームにやってきました。すると今回乗車するキハ183系が既にホームで待機していました。
今回乗車するのはキロ182-504
早速車両に乗り込みます。
うぉぉぉぉぉ
流石グリーン車としか言い様のない贅沢な2+1列配置のゴツイ座席が出迎えてくれます。これにはうp主も感無量。こんなに良質な座席に6時間近く座っていられるのか😭
そうこうしているうちに札幌駅を出発。まずはグリーン車の特権!ハイデッカーを楽しむ事にします。さぁ、まず見えてきたのは苗穂工場!とりあえず最近運用激減中のキハ183系群を眺めます。
こんなに車両が余っていて勿体ない。JR北海道も新車を増備するのではなく旧車を活用すれば良いのに。
車窓も前日の宗谷号と、旭川まで変わらないのでとりあえず車内探索に出掛けます。まず目に止まったのは折りたたみ式のイス。グリーン車のデッキ付近に設置されていました。
いやー、このイスを見ると開放B寝台の通路を思い出しますよね?折りたたみイスがまだ現役だったことに驚きつつ探索を続けます。(←ただの知識不足)
さて隣の号車に来て驚いた事が2つあります。まず、「え?この号車自由席と指定席混合なの!?」です。全国でも多分あまり見られないケースだと思います。プレートも
となっていました。しっかり指定席の席も書かれていて間違えて自由席の利用客が使用しないように対策はしてありました。自由席利用者にとっては自由席が多いのはありがたいのですが…。そしてもう1つ。それは…
「このコンセント家庭のやつやん!?」
そう、このキハ183系。グリーン車はもちろん、普通車にもコンセントが着いているものが存在します。
ぶっちゃけ便利でありがたいです。しかし、これには見た目にインパクトがありすぎて笑えてきてしまいました。
車内探索は程々にしてそろそろMy seat へ戻ります。そしてお待ちかね(かは分からないが)グリーン車の座席紹介に移ります。まず、目に入ってきたテーブルです。
こんなに詳しく書いてくれればこの手の物に詳しくない人でも使いこなせるでしょう。また、グリーン車の為シートピッチも広いのでテーブルはスライドさせる事が出来ます。
次にドリンクホルダーです。
ドリンクホルダーは今では全てのJR北海道の特急のグリーン車に着いているのではないのでしょうか。しかしドリンクホルダーと言えば大型バスのように前列の席の背もたれについているイメージが強いですが、ここのドリンクホルダーはひじ掛けに置くことが出来るのです!
このタイプを使用する場合1回押し込まないと固定されていない為、強い揺れが起きた時にドリンクが倒れることがあります。
シートは厚いため6時間近くの長旅においても、お尻は痛くなりませんでした。
そうこうしているうちに遠軽駅に到着します。ここで石北線は方向転換を行います。そのためシートの向きを変えなくてはならないので、乗務員さんがグリーン車の中の空席は1人で回転させている模様。時間が掛かりそうな為うp主共はお手伝いをさせていただきました。車内探索と早起きに疲れたうp主は網走まで睡眠を取る事にします。
目を開けると網走に着く少し前でした。そして
到着~!!
約6時間にも及ぶ長旅に終了を告げました。しかしグリーン車に興奮していたためあっという間に着いてしまいました。(かなり寝ていた)
この後キハ183系は折り返しで「大雪」として網走を後にしました。
さて、うp主共はここからバスを使い砕氷船乗り場へ向かいます。しかしバスは30分後そのため写真撮影で時間を潰します。
と言うか…
寒すぎません!?
実はうp主はこの日の朝寝坊をしてしまい、急いで宿泊地を出たところ冬の関東での服装より薄着になっていました。😭なのでバスが来るまでが修行みたいになってしまいました(笑)
やっとの思いでバスに乗車し、その後砕氷船に乗船します。ここでも普通室ではなく+400円を支払い、特別室に乗船します。ここでも贅沢。このような旅行は二度とできない気がしてきました。さぁそして海を見ると…
へ、ここ本当に北海道?
流氷どこ行ったん??
などなど言いたいことは沢山あるかもしれませんが…。そう、残念ながら流氷は数日前で終わってしまったようです。いやー残念。しかし流氷が見れない分の乗船料は割り引かれたので流石に考慮はされていました。
下船後再び網走駅に向かいます。しかし帰りのオホーツク4号まではまだまだ時間があるので釧網本線に乗車します。下車駅は南斜里駅。ぶっちゃけ知名度の低いこの駅。「この駅に何があるの?」と思う人もいると思います。はい。この駅の周りには何もありません。何と一面銀世界!
※駅の横の踏切から撮影
どこまでも真っ直ぐ続く線路!足跡1つない雪!これぞ北国という感じが満載です。しかし、南斜里駅の設備は大変な事になっています。
※同じく駅の横の踏切から撮影
なんと、駅舎どころか屋根すら無い!これは雪国の駅としては辛い。しかしこの日がただの曇りで良かった。ε-(´∀`;)ホッ
写真撮影に励んでいる間に列車がやってきました。
何と南斜里駅には網走方面へ向かう列車は1日2本しか来ません。(これに乗り遅れたら死亡案件)
かなり時間の早い最終列車に乗って網走へ戻ります。車内に入るとかなり空いていた為、網走駅で事前に購入してあった某大手牛丼チェーン店の牛丼をいただきます。この牛丼、南斜里駅でずっと外に放置していたため、冷めきっていました。
しっかり南斜里まで連れていった証拠
網走駅では既にオホーツク4号が待機していました。
ここで、取り置きしといてもらった駅弁を受け取り(何を買ったかは忘れた)乗車します。そして網走駅時点での最後尾のA、B席を狙います。しかしその席には既に地元のサラリーマンの方が。しかしうp主たちを見るなり「いつでも乗れるから変わってあげるよ」とのことをおっしゃり席を変わっていただけました。本当にありがとうございます。なぜ、この席を狙ってたかというと鉄オタの方はご存知かと思いますが、なんと前面展望を楽しめるのです。
既に暗かった為、別日撮影
写真のような感じです。遠軽までは最後尾。遠軽で席を回転させるのも面倒なため、予め回転させて後方展望を楽しみます。そして遠軽に到着。この駅では方向転換がある為、3分停車します。その間にサクッとキハ183系の記念乗車券を回収します。かなり時間的にギリギリでした。(汗)オホーツクに乗り遅れずにほっとしていると、ここで緊急事態発生。うp主の連れに熱が…。幸いにも大事には至りませんでした。ホームシックかな?
無事札幌駅に到着。札幌駅では宗谷の最終便と並ぶみたいです。
~予告~
次回
根室花まるの寿司を食べるために早く帰るはずだったのに…ハプニングPart 1
の巻
最後まで閲覧ありがとうございました。
移動距離
札幌-網走 : 約374Km
網走港-能取岬-網走港 :約20Km
網走-南斜里 : 約44Km
南斜里-網走 :約44Km
網走-札幌 :約374Km
合計:約856Km
普通に払った場合の金額
合計 31,360円
内訳
札幌-網走 特急オホーツク グリーン車
14,200円
網走-網走港 バス
230円
網走流氷観光砕氷船+特別室料
3,900円(流氷無しの場合1000円程度の割引き有り)
網走港-網走 バス
230円
網走-南斜里
1,130円
南斜里-網走
1,130円
網走-札幌
10,540円